3分で教えます! vol.1 「パソコンの歴史」

3分で教えます!シリーズのvol.1はパソコンの歴史について。

パソコンっていつからあったの?

パソコンという名称で呼ばれているものの起源としては1970年代の後半あたりからですが、コンピューターとしてはフォン・ノイマンという数学者の名前を取ったノイマン式コンピューターというのが起源と言われている。時代にして1945年くらいなので、ちょうど第2次世界大戦が終わったころですね。

※どんな形をしていたのか興味があったのですが、検索しても画像がうまく見つけられませんでした。

初期のパソコンは個人向けではなかった

70年代以降になると、IBMやAppleから現在のパソコンの源流となるモデルが発表されていますが、まだまだ一般のユーザーに普及するような代物ではなかったようです。今のマウスで操作をするGUI形式ではなく、真っ黒な画面にコマンドを入力してパソコンを操るCUI形式しかなく、特殊なスキルなくしては触れない、一部の限られた人間、組織でしか扱わない高価なものでした。いわゆるマニアと呼ばれる人たちは、パソコンを所有できないので時間貸しのような形態でパソコンを触っていたようです。

今では一般向けOSのスタンダードとなっている「windows」の初期バージョンは1985に発表されています。阪神タイガースが日本一になり、道頓堀に人が次々と飛び込んでいた年です。

CUIとGUI・・・Character User InterfaceとGraphical User Interfaceの略。パソコン画面の表示形式を表す。簡単に言うと、黒い画面に文字だけならCUI、アイコンや画像がありマウスを使うのはGUI。CUIを使いこなしていると、エンジニアだなあと思われてちょっと優越感があったりします。(あくまで個人の感想です)

windows95の登場により爆発的に普及が始まる

windows95になり今では当たり前のマウスでアイコンをクリックするGUIが本格的に採用されるように。またソフトウェアの開発も進み、それまでは通信と言えば「パソコン通信」という形で限定されたネットワーク網でしかなかったものが、世界で開放されているインターネットに必要なブラウザが出来たことから、パソコンとインターネット、両方がこの時期から急速に一般家庭・職場に普及していきました。世間一般でのパソコンの普及、というとこのタイミングからになりそうです。1995年は阪神大震災・地下鉄サリン事件など世相としては決して明るい年ではありませんでした。

クラウドの波が押し寄せる

時代はパソコン(サーバー)実機を所有して利用するオンプレミス形式からインターネットを介して利用するクラウド形式へ。私の周りではサービス立ち上がり時期はネットワーク環境が不十分であったり、提供業者の不慣れなどから障害事例が先立って伸び悩んだ感がありましたが、今では約半数近い企業で何らかのサービスをクラウド化している様子(総務省の情報通信白書より)。資産としてパソコンやサーバーを持たないことにより、スペースや保守人員を配置しなくてよい、というのが一番の理由に挙がっていました。当時は社内の情報を外部に預けるなんて論外、という風潮がありましたが、利便性・コストがそれを上回ってきているようです。便利に違いはありませんが、各サービスのユーザー・パスワードの管理などが増えたなあ、というのが個人的な感想です。

クラウドという言葉が使われ出したのが、2006年前後。トリノ冬季五輪で荒川静香さんがイナバウアーで金メダルを取り、任天堂からWiiが発売された年になります。

そして時代はAIへ

ここ最近ではテレビや新聞、ネットニュースなどでAIの文字を見ない日がないくらいAI熱が高まっています。まだまだ実用化の恩恵は受けていないと感じていますが、これからの進展を注視していこうと思います。

いかがでしたか?

パソコンの歴史を時代とともに振り返ってみました。有意義な3分間となりましたか?

これからも色々なテーマを取り上げていきます。リクエストなどあればページ下部のコメントから送ってください!

 


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