褒め褒められてプラスの人生を!

人はよく「褒められて伸びるタイプ」と「叱られて伸びるタイプ」と2つに分けられますが、
私は「褒められても叱られても伸びるタイプ」と「褒められて伸びるタイプ」に分けられる、と考えてます。
つまり、“叱られて伸びない人はいるかもしれないが褒められて伸びないタイプはいない!”ということです。
人は誰だって褒められたら嬉しいし自信になるしモチベーションになるもの。
時には叱り気を引き締めることも必要ですが、褒めて築き上げてきた土台あっての上なのです。

「三流は無視、二流は称賛、一流は批難」

これ、皆さんもご存知の野村克也氏の言葉です。
選手としても監督としても一流の成績を残し高齢となった今でも愛情のある「ぼやき」で有名ですね。
氏はブルペンキャッチャーという裏方メインの選手契約から努力と理論で這い上がり、王・長嶋と並んで一流の野球選手となるだけでなく、監督としても多くの選手を見出し再生させID野球を世に根付かせた人物です。
表題の言葉の意ですが、
・三流選手は努力するか辞めるかを必死で考えさせるしかない、そのためには褒めることもなく無視して気づかせる
・二流選手は褒めることで気分を良くさせて動かす
・一流選手は褒められることには慣れているので、ポイントを叱ることでパフォーマンスを向上させる
といったことのようです。
やはり実力だけがものを言うプロの世界は違うなあと考えさせられる言葉ですね。
世に言う「叱られるうちが花」ではなく、「褒められるうちが花」とでもなるのでしょうか(ちょっと文意がおかしいですが)。
褒める関係でもうひとつ有名な言葉を。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

真珠湾攻撃を実行した連合艦隊司令長官、山本五十六の言葉です。
人を思い通りに動かすためには自らが実践してやって見せて、かつやった後には褒めてあげないといけないよ、という意。
ビジネスの場など忙しい毎日でここまでフォローすることは困難かもしれませんが、実践したい一言です。
ちなみに立場上、太平洋戦争の緒戦の指揮を取った人物ではありますが、当時の日本では珍しく海外通で強行に開戦に反対、最後の最後まで戦争に踏み切ることを拒んだ人物でもありました。博打がめっぽう強く負けたことがなかったとも。

私なりの褒めるコツ

褒めるという行為はする方もされる方もけっこう恥ずかしかったりします。むず痒い感じがします。
だからこそ私は褒めるときは本人に向き合って堂々と目を見てはっきりと伝えるように意識します。
褒めのテクニックに人づてに伝わるようにさりげなく行う、などもありますが自分自身褒められた際に印象に残っていて、自信になっているものは直接伝えられたものですし、はっきりと言ってもらったものです。
おこがましいとか謙遜などは取り払って堂々と伝えたいと思っています。
タイミングはそのときにすぐ!です。飲みながら「あの時のあれはよかった」といったのも嬉しいものですが、直後には勝りません。いいな、と感じたらそのときに躊躇なく褒めましょう。
自分が褒めるなんて偉そうかな?響かないかな?とかも考えないようにします。言い方がまずかったら問題ですが私はそういうときには「褒められて嫌な人はいない、プラスにならなかったとしてもマイナスにもならないのであれば言うべき」と考えてます。
あと実はこれが一番大事かなと思うのが、自分自身のコンディションを整えることです。
何かに追われて余裕がない、自己管理が出来ておらず体調が悪い・・・。そんな時は自分のことで精一杯で当然周りのことに目が向きにくくなります。周囲の褒めるべき行動にも気づけないはずです。褒めて褒められ、のプラスのベクトルを生み出すためにもコンディションを整えておくことはなにより重要です。

さあ、褒める生活を始めましょう

褒められることは嬉しいものです。そのために褒めることを意識する生活をはじめましょう。Beatlesのラストアルバム「Abbey Road」の最後の曲「The End」でも歌われています。

    The love you take is equal to the love you make
    “君が受け取る愛は君が作り出す愛と同じなんだよ”

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