ついにスマホがPCを上回る時代に (2018.5.28)

個人のネット利用において、スマホの利用がPCのそれを上回ったとの結果が出たようです。
個人的には「遂に」という感じですが、みなさんはいかがでしょうか。

※今回の記事は総務省発表のデータをもとにしています

ほぼ全世代でスマホが上回る結果に

スマホグラフ

まずは上記のグラフですが、全体でもスマホがPCを上回っているのに加え、グラフ右を見てわかるように世代別でも60代までの世代はすべてスマホが上回っています。
ちょっと数字・出典はわかりませんが、以前はネットゲームといえばパソコンで、という概念でしたが今やスマホからの利用料のほうが圧倒的に多いとも聞きました。ソーシャルゲーム・ソシャゲといわれているものですね。

Google社も検索順位を付けるためのサイト評価の際、スマホ対応をしているかどうかを重視するようにここ数年変わってきています。スマホで見れないサイトはユーザーから必要とされてない、というスタンスの表明です。

ちなみにこのサイトもアクセスログを取っているのですが、モバイルが50%ほど、PCが40%ほどとなっています。今回の統計結果と同一の結果が出ているのは偶然ではないのでしょう。

10年一昔とは言いますが

スマホグラフ2

上のグラフは各デバイスの普及推移です。
今から8年前は約1割程度だったスマホが急激に伸びて、現在は端末別ではトップの数字に。
違和感はありませんが、8年という数字に改めて驚きです。60代の両親も先日ちょうどスマホを使い始めたところですし、当たり前のツールになっている感があります。

意外だったのが固定電話。当然右肩下がりではありますが数字自体は思っていたより高いです。
15年ほど前に一人暮らしを始めたときにはすでに携帯があったので、固定電話を引かない時期もありもっと低いかと思っていましたが、まだまだ通信手段としては有効なのかもしれませんね。

2社に1社はクラウドを使用している数字に

クラウド

最後はちょっと毛色が変わりますが、企業におけるクラウドの使用状況です。
今や2社に1社が何らかのサービスでクラウドを活用。8割以上の企業が導入後、好感触なのでこの動きは当面続きそうです。
メール・ポータル・スケジュール管理などの用途が多いのはやはり外勤先からのアクセスがしやすい、という利点が大きく影響しているのでしょう。冒頭のスマホの普及が影響しているのも間違いないでしょうね。オフィスでしか出来ない仕事が本当になくなってきています。
「サーバー利用」としても高い数字が出ているので、IaaS、PaaSというサービス形態でサーバーを調達するのが一般的になっていることがわかります。

企業専用領域を確保するプライベートクラウドと共用領域を確保するパブリッククラウドとを組み合わせたり、柔軟にシステム構成を組むことをハイブリッドクラウドといい、今後は社内資産状況を見ながら長所を取り入れるハイブリッドな考えが企業にとっても必要となりそうです。


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