スパコン 京の公開ツアーに参加してきました! (2018/11/23)

先週11/23にこのブログで先日取り上げていたスパコン「京」の一般公開イベントに参加してきました。その際のレポートを書いておきます。
※前回の記事はこちら。スパコンとは何?なども書いています。

理化学研究所へ

スパコン 京があるのは理化学研究所。アクセスは神戸三宮からポートライナーの「京コンピューター前」駅から徒歩5分程度。
当時は14:00くらいに向かったのですが、駅を降りた改札で早速スタッフのお出迎え、誘導があり初めての訪問でしたが迷うことなく到着しました。
無料のイベントなのですが研究所の入り口で冊子の入ったオリジナルバックを配っていたり、案内するスタッフが待機していたりと力が入ったイベントとひしひしと感じることも。

入り口で今回の目玉、京を間近に見れるツアーの案内をしていたので早速行ってみることに。2,30分待ちという表示もありましたがスムーズに進んでいたおかげで10分程度で京のあるコンピュータールームに入ることができました。


ひんやりした空気とデータセンター独特の雰囲気の中、早速京の格納されているラックがお出迎え。



ラックの中身も一部特別に開示されています。

2,30人のグループにまとめて、随所でプレゼン。空調の音などでちょっと聞こえづらかったりしましたが、京の歴史のくだりではやはりあの「事業仕分け」を取り上げていたのがちょっと微笑ましかったです。(しかも当時のニュース映像、蓮舫氏のスクリーンショットまで(笑))


そしてツアーの最後は、トレードマークとなっている京のロゴが入ったラック正面での写真撮影ゾーン。
京を前に写真を撮ることができる、というコーナー。


864のラックとそのなかで動いているであろう8万個越えのCPUが一部屋に集約されているのはなかなか圧巻でした。

年に一度の京を間近でみられるツアーは以上となり、所要時間は1時間弱というところです。
それとは別に上の階から京のフロアを眺望できるコースもあり、そちらにも行ってきました。
こんな感じの見栄えです。

体験コーナーなども

そのほか、京やコンピューター技術にまつわる講演や技術体験のブースなども設置されており、家族連れで結構にぎわっていたのが印象的でした。
もともとイベント用の施設ではないのでそれほど大きくはないスペースではありましたが、人は多く活気あるイベントになっていたと思います。

最後にアンケートを書いたのですが、そのうちの質問に
「京で使われているCPUをグッズとして売り出すとしたらいくらまでなら買いますか?」といった趣旨の質問があったのが意表を衝かれ、ちょっとびっくりしました。
後継のポスト京なるものが稼働すると京自体は処分される、といったようなことは目にしたのですが、CPUをグッズ化する発想はなかった。確かに8万個以上あるので商品化できるボリュームではありますが・・・。
そのままCPUとして売り出して使用することはできないのかな、とかも考えましたが。

近い将来、シリアルNoが入った京のCPUを目にする日が来るかもしれませんね。


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