フリーランス1年生 はじめての確定申告記


フリーランス1年生として今年初めて確定申告を行ってきました。
今までは会社勤めだけだったので、自分自身で行うのは初めてです。
備忘と情報提供を兼ねてアップしておきます。

状況としては・・・

まず私の状況ですが、

・2018年1月末で会社を退職
・2018年2月に開業届けを提出。個人事業主としてスタートを切る
・4月以降に本業の講師業での収入が発生
・2018年度は青色申告をしていなかったので白色での申告

ざっとですが、上記のような状況です。

まずは情報収集

役所から届くお知らせやネットからの情報である程度やらないといけないことはわかっていたのですが、
一度しっかりと情報を集めようということで近くの市民ホールで開催されていた税務署主催の相談会に行ってみました。
平日の朝方なのでガラガラか、数人待ちかな?程度に考えていましたが、これが大間違い。
着いた時点で50人待ちくらいで諦めようかと思ったのですが、よく見ていると20人単位くらいで呼ばれていて結構流れが順調。
それでも2,30分は待つことにはなるのですが、相談コーナーといっても窓口での1対1などではなく、スタンドバーのように立ち話で流れ作業のように行っているのでした。
相談員も税理士の方が10名ほどいて、流れるように次の相談、次の相談と人が移動していく感じです。

(テーブルを挟んで税理士さんと相談。こんなにお洒落ではありませんが・・・)

相談に来られている人は慣れている人が多いのか、みなさん最終確認やポイントを絞っての質問をされているようで私のように、
「とりあえず何からしたらいいのですか」といった質問には適していない感じでした。結構流れを止めてしまっていたような気がします・・・。
最低限記入しないといけない用紙と事項だけは確認できたので、あとは家からネットでやってみます、といって退散。

ネットで書類作成

最近ではe-Taxの仕組みですべてをネットだけで完結させることも出来るようですが、そこまでの準備はしていないので、ネットで書類を作成、印刷して直接持参提出、という方法をとることに。
国税庁のホームページから確定申告コーナーへ。そこからはウィザード形式になっていて、質問に答えながら数字を打ちこむだけで記入済み用紙がPDFで作成できます。
当然控除額などちゃんと計算してくれます。
作成・印刷だけならユーザー登録などの手続きもなく、また途中での作業ファイルのインポート・エクスポートも出来るのでかなり便利です。
手元に数字が確認できる資料が揃っていたので30分程度で完了できました。
(まあ2018年度はそこまで細かい営業活動がなく、かつ白色で複式簿記なども必要なかったから、ということもありますが)
指示された添付資料をコピーして用紙に貼り付け、印鑑を押して準備完了です。

いざ税務署へ提出

さて資料も準備万端。とりあえずいりそうなものはすべて鞄に放り込み、税務署へ。
提出だけだからすぐかなと思っていましたが、相談所の件もあったので朝の10時くらいに着くように早めに行ったのですが、ここでもやはり人の列、列。
すでに50人以上が並んでおり、窓口5つがフル稼働していましたが40分ほど待つことに。
所得の事情は個人ごとに千差万別なので手続きが煩雑になるのは理解できますが、なんとかもうちょっとスムーズに行える仕組みにならないものかと考えさせられます。
窓口でざっと書類の中身と添付資料を確認してもらい、無事受領され終了。
職員の方も申請する方もお疲れ様です!

内容について

とりあえず私が今年提出した書類は

・確定申告書B(2枚もの)
・収支内訳書(2枚もの)
・本人確認、源泉徴収票、社会保険の支払い証明などの添付書類
・所得税の青色申告承認申請書

です。最後の申請書は確定申告とは別で2019年度は青色申告します、という申請で3/15までに同じく税務署に届けないといけません。
青色申告をすると提出書類の手続きが煩雑にはなりますが、その分税制で優遇されるという仕組みで、ある程度事業として行う場合は申請して当然、という内容のようです。私も会う人会う人に「青色にするべき」と言われました。逆に白色にしていることでちょっと驚かれる、といった感じでした。

肝心の確定申告ですが、私の場合は還付が行われるようで1ヶ月~1ヶ月半後に振り込まれますー、とのこと。

来年の今頃はもっと複雑な申告になっていると思うのでちょっと怖いですが、とりあえずははじめての確定申告を無事完了したのでした!
とにかく色々と時間がかかることを想定しないといけない行事なので、余裕を持って早めに取り掛かるように!と来年の自分に言い聞かせておきます。


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