IoT検定対策 「産業システム」のポイントをまとめてみました

先日無事合格できたIoT検定。合格のための抑えどころを章ごとに列記していきます。
これから受験しようと思っている方、興味のある方の参考になるように。(個人的な主観の内容となりますのでご注意ください)

産業システム

各産業界においてIoTの有効活用例、または予定されている運用例などが範囲となります。
以下主要なキーワードです。

HEMS
・・・Home Energy Management System。家庭内のIoT機器を制御する仕組み全体のことを指す。FEMS,BEMS,CEMSも同類のキーワードとして覚えておく。

スマートホーム
・・・IoTにより制御された家庭のこと。省エネルギー、利便性を実現することを目的としている。電球やエアコンなどを遠隔で操作、ドアのロックとほかの家電を連携させるなどが実現されていっている。

ヘルスケアとIoT
・・・ウエアラブルデバイスとスマホを連携して日々の体調のモニタリング・健康管理に役立てる、病院と連携して容態を把握させる、ビックデータを用いて病状の早期把握など。

自動車とIoT
・・・自動運転が有名。ネットワークで接続された車をコネクテッドカーと呼び、位置情報の把握などの土台となっている。自動運転はレベルを5段階設定しており、オートパーキングやレーンサポート機能はレベル2に相当。レベル4で完全自動。

農業とIoT
・・・センサーにより日照状況や気温、湿度を収集。栽培結果と照合することでより効率的な栽培環境の実現を目指す。GPSによるトラクターの自動走行などで作業負担の恩恵も。人工光を取り入れることで気象状況に左右されない農作物の栽培がテーマとなっている。

インダストリー4.0とインダストリアル・インターネット
・・・インダストリー4.0はドイツ政府の高度技術戦略から生まれたプロジェクトで製造業(工場)を対象にしているのに対し、インダストリアル・インターネットはアメリカのGE社、Intelなどが中心となってエネルギー、ヘルスケア、製造、公共、運輸が対象となっている。

規格
・・・各分野の機器においてIEC,ISOなどで仕様が規定されている。関連付けを覚える。

ISO27000
・・・ISMS(Information Security Management System)を確立することを目的に、定められた管理基準。

2章は暗記する内容というよりは、各分野で取り組みがどのようになされていてこの先どうなっていくかというのを時事ニュースなどを交えながら学習するといい内容となっています。想像できる部分も大きいと思いますが、技術的観点からの視点を持つようにする必要があります。
試験受けられる方、1発合格目指して頑張ってください!


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