生まれて初めて「宝塚歌劇」に行って来ました

本日はプライベートな記事を。
先日生まれて初めて宝塚歌劇を鑑賞に行きましたのでそのレポートをお届けします。

演目は「凱旋門」

特に演目にこだわりはなかったので、5月始めに直近のを予約しました。予約開始初日にネットで行ったのですが、夕方にはほとんどの日が満席で取れたのは平日の午後の部のみ。それもぎりぎりだったみたいです。
人気なのは知っていましたが、予想以上の人気でした。

で、「凱旋門」というのはこんなテーマ。

    祖国を追われた亡命者たちが集う、第二次世界大戦前夜のパリ。ドイツから亡命してきた外科医ラヴィックは、友人ボリスに助けられながら、あてどなく仇敵を捜すだけの失意の日々の中で鮮烈な恋を見出す……。ラヴィックにとって生きる希望となるジョアンとの恋を軸に、過酷な運命に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿を、シャンソンをモチーフにした音楽を絡めて描き上げた作品。2000年に雪組で初演、主演を務めた轟悠が文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞するなど、絶賛を博した傑作ミュージカルの待望の再演となる。
    ~宝塚歌劇HPより抜粋~

いざ宝塚歌劇へ

宝塚駅から数分歩いて歌劇場へ。
会場の中は平日の午後とは思えない人。
入り口の門をくぐるとさっそく記念撮影スペースが。
学生・団体が記念撮影していました。
宝塚_外観

今日は「凱旋門/Gato Bonito」の二本立て。
宝塚_外観2

早速中に入ります。
中にはレストランやお土産屋さん、チケット売り場や腰を下ろせるテラスがあったりとかなり広めです。
ただ、開演前となるとかなりの人だかりと女性ばかりの客層で落ち着かない場所でした。
(想像はしていましたが、95%くらいは女性だったのでは?)

今回は2階席を予約しました。座席から見渡す舞台はこんな感じです。
開演前

ちょっと見えにくいですが、舞台の下にはオーケストラが入るスペースがあって生演奏します!
2階席からは指揮者の後ろ姿が見えましたが、終始タクトを振ってコントロールしていました。

開始のアナウンスが流れ、わりとあっさりと開演。
もうそこからは1時間半、ノンストップで宝塚の世界になります。

迫力ある生演奏と響き渡るセリフと歌声、
目まぐるしく変わるセット・・・。

すべてがタイミング狂うことなく一体化されていて、構成している人すべてがプロだなあ、と感心させられました。
やりなおしなしの本番のプレッシャーは映画と違ってみているこっちにもいい緊張感があり、飽きることなく鑑賞終了、です。
ただ、最後まで合いの手の拍手のタイミングがわかりませんでした・・・。
これも見事に観客の統制が取れていましたが、あれは誰が決めているんでしょうか?

約1時間半で「凱旋門」は終了、30分ほどの休憩を挟んで2部の「Gato Bonito!!」が始まります。
Gato Bonito

こちらは雰囲気が一転し、ほぼセリフなし、ノンストップでアップテンポのミュージカル。
約1時間くらい、衣装も踊りも変わって舞台所狭しと踊り続けます。観客席も終始手拍子が続くなど忙しくなります。一部観客席に主人公?が降りたりもしてました。

最後のアナウンスがあると、すぐに皆さん会場を出て行ってました。
という感じで、ちょっと後半疲れはしましたが、3時間の公演が終了。
初めて宝塚歌劇を見たのですが、気づいたことが数点。


・すべて生で演じている
→一部回想のセリフなどを除いて、セリフ・歌・演奏がすべて生での実演ということに驚き。


・演じているのは音楽学校生ではない
→これは恐ろしい勘違いでした。学校に入学して、上級生が演じているものだと思い込んでました。高校生くらいなのに凄いなあ、と。歌劇団があるのですね。通りで大人びていると思ってました。


・観客はみなさん規律正しい
→これもかなりの勘違いですね。もっと劇中名前を呼んだり、物を投げ込んだりという賑やかな世界を想像していました。完全な偏見で規律正しい鑑賞でした。

まとめ

やっぱり百聞は一見に如かず、といいますかかなり自分の常識のなさに気づくことができました。それだけでも行った価値はありました。
人気の舞台なのでなかなか気軽に行くのは難しいかもしれませんが、当日券も販売しているようなので行った事が無い方は一度行ってみることをお奨めします。
世界観が変わるかもしれませんよ。


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