2019年2月20日に実施されるリテールマーケティング(販売士) 1級を受験することにしました。
取り組みや状況などホームページを通じてお伝えしていきます。
まずは第2章「マーチャンダイジング」についてです。
マーチャンダイジング
この科目は1章とは異なり、「暗記」プラス「理解・計算」問題が入ってきます。
使った書籍は以下の通り。
■予想問題集
■キーワード集
試験内容
これはそのほかの科目にも共通ですが、客観式といわれる選択式の問題で50点、記述式で50点となります。
客観式(選択式)は一般的な暗記で対応、となるのでしょうが記述は一工夫がいりそうです。
実際の過去問題からの抜粋ですがこういった内容であれば暗記での対応が可能と思われますが、
こういった問題はそれぞれの暗記した内容に加えて相違点などを抽出する必要があります。
それに加えて上記のような問題は時事状況についてもアンテナを張っておく必要があります。
記述については頭で考えることに加えて実際に筆記してみて慣れていくことがなにより肝心です。
その際、題目となる項目に対して公式ハンドブックに載っているキーワードを盛り込むようにすることを意識しています。
(記述式の採点として
記述式は大問が2問のみで各25点とかなりのウェイトを占めるので対策の必要な分野です。
加えて回答しやすい把握している題目が主題されるかどうか、といった運の要素もあるかもしれませんね。
勉強の仕方
マーチャンダイジングの内容はかなり業務寄りとなっています。
おもに小売の本部業務が主となっていて、
・商品のカテゴライズの目的や手法
・予算の種類と作成の仕方
・各指標の理解(ROI,GMROI)
など。
特にこの章から本格的な計算問題が入ってくるので、ちょっとどっしりと構える必要がありました。
計算式自体は複雑ではなく、中学生レベルでの数式ですが、
・月初適正在庫の算出方法が4つ
・季節指数の種類が4つ
・平均在庫の計上の方法が7つくらい
・ROIを分解したら3通り
といった具合にひとつのキーワードで複数の手法があり、それぞれに計算式がある、といった具合です。
たとえば在庫金額を求める際に商品単価をどのように定めるか。
・在庫それぞれに単価を求める個別法、
・先入先出に基づいて求める先入先出法、
・そのほか単純平均法や総平均法、最終仕入価格を適用する方法など様々
これらはどれが正解というわけではないので場面・扱う商品に応じて変わります。そういう意味でそれぞれの特徴を抑える必要があるのです。
そのほか予算の項も結構ややこしいです。
全体予算があり、その下に経常予算・資本予算があり経常予算の下に損益予算と資金予算があり、その下に・・・、といった具合で木構造となっていて、それぞれの役割・特徴が当然あります。
このあたりは暗記項目かと思いますが、言葉から性質が連想できるようになっていないと難しい内容になっています。
販売士の2科目目である「マーチャンダイジング」。
問題集を1巡しただけではちょっと細部まで拾い切れていないと感じています。
計算問題などは過去問などを数問解いてみて知識として定着させていく必要がありそうです。